六本木「ジャンカルロ東京」と系列店の恵比寿「エスクラッシコ(ES Classico)」がスタートした「希望のバトン」プロジェクト。
友人や家族と外食もままならない昨今、「大切なひとに元気と美味しいを届けたい」という想いから始まったこのプロジェクトは1本の革命的なピザを生み出しました。
日本では珍しいバトン型のロールピッツァ「バトンピッツァ」です。
画像出典・引用:ジャンカルロ東京公式ページより
薪窯で焼き立てのピッツァをクルクルっとロール状に巻いて急速冷凍!家庭用の電子レンジやオーブンで焼き立ての美味しさが蘇る新発想のピッツァです。
元々はテイクアウト用のピザでしたが、嬉しいことに冷凍ピザとして全国配送も行なうとのことで、今後はなんと自宅で六本木や恵比寿の人気店の味を楽しめてしまいます。
見た目も珍しい形状のピザですが、その美味しさたるや一言では表現できません!
今回は中学時代リレー選手としてブイブイ言わせていた元陸上部の私キムゲリータが、六本木ジャンカルロ東京のロールピッツァ「バトンピッツァ」を、口コミレビューさせていただきます!!
ピザで日本を明るく!オーナー「小曽根 美佐夫」氏の想い
このロールピッツァ「バトンピッツァ」を考案したのは、ジャンカルロ東京のオーナー「小曽根 美佐夫」氏。
画像出典・引用:ジャンカルロ東京公式ページより
小曽根氏は、7年半に渡り本場イタリアのミシュランガイド掲載店で修業を積んでおられます。その後4年間ロンドンでのリストランテシェフの経験をもち、2016年と2019年にイタリアで開催された世界大会で多くのイタリア人をおさえて優勝されているピッツァイオーロです。
そんな実力派ピッツァイオーロの小曽根氏が、昨今のコロナウイルスにより生活の変化を余儀なくされている多くの方へ「家の時間も楽しく過ごしてもらいたい」「1本のピザが今日の幸せと明日の元気になれば」と願いを込めて作ったのがこの「バトンピッツァ」です。
このピザには、ピッツァの窯よりも熱いオーナーの想いが込められています。
なんと製法も丸ごと公開中!バトンピッツァの製法をピザ職人へ
実はこのバトンピッツァ、小曽根氏が試行錯誤して開発した独自製法で作られているにもかかわらず、その製法がYoutubeに公開されています。
これは、全国で営業自粛によりテイクアウト対応などを余儀なくされているピッツァ職人達に、バトンピッツァを参考にしてこの苦難を一緒に乗り越えようという試みです。熱い!
動画はピッツァ職人ではない方が見ても、「こんなふうに作るんだ!」と見入ってしまうような、手際のよい職人技を楽しめる動画です。
小曽根氏「皆さん(ピッツァ職人)も美味しいバトンピッツァを作って、大切なお客様に美味しいという言葉をたくさん言っていただけるように、頑張ってこの時代を乗り切りましょう!」
動画の最後のこの言葉に感銘を受けました!
冷凍バトンピッツァの種類と注文方法
バトンピッツァの種類は5種類
冷凍のバトンピッツァは全5種類です。
バトンピッツァメニュー
- マルゲリータ(税込1,000円)
- サルシッチャ・ほうれん草・モッツァレラ(税込1,000円)
- イタリア産くたくたブロッコリーのマリナーラ(税込1,000円)
- クアトロフォルマッジ(税込1,500円)
- ジャンカルロ(税込1,500円)
(※お店にてテイクアウトする場合は、5のジャンカルロのみジャンカルロ東京限定です。1~4はエスクラッシコとジャンカルロ東京両店で買えます。)
バトンピッツァの注文は公式サイトから
バトンピッツァはジャンカルロ東京の公式ページから、注文を受け付けています。
バトンピッツァ注文ページ→https://giancarlo.jp/baton
支払い方法は、以下3つが利用できますよ。
代金の支払い方法
- クレジットカード(paypal)
- 銀行振込
- 代金引換
5000円以上で送料500円、10000円以上なら送料無料
送料は都内、南東北、関東、信越、北陸中部であれば、合計金額が5000円以上なら500円、10000円以上なら無料です。5,000円未満の場合でも924円で配送してもらえます。
冷凍食品ゆえにクール宅急便ですから、送料は非常に良心的な設定となっています。
そのほかの地域はお店に応相談となります。
「バトンピッツァ・ジャンカルロ」実食レビュー
作りかた
それでは、5種類あるバトンピッツァメニューの中から、特に看板メニューとも言える代表ピッツァ「バトンピッツァ・ジャンカルロ」をピックアップし作っていきます!
一般的な冷凍ピザとは違うので、抵抗ある方もいるかもしれませんが、作り方は簡単ですよ。
まず開封していきましょう。カバーには「お好みで仕上げに卵黄1個と塩、胡椒をトッピングすると美味しさUP」とメモが。
カバーの裏面に詳しい焼き方が記載されています。
ラップ袋からピザを取り出します。
バトンピッツァ・ジャンカルロは約22センチの大きさです。
バトンピッツァ・ジャンカルロは、電子レンジかオーブンで作ることが推奨されています。
バトンピッツァ・ジャンカルロの作り方
- 電子レンジの場合:凍ったままお皿にのせてラップし、3分(600W)温める。もしくは、冷蔵庫で一晩解凍したあと、輪切りカットしてお皿にのせ、ラップをして1分程度温める(600W)。
- オーブン:冷蔵庫で一晩解凍し、輪切りカットで180度のオーブンで7分焼く。
今回は電子レンジで調理しました!
凍ったまま、ラップをし600Wの電子レンジで約3分温めます。
温まったら、バトンピッツァを輪切りにカット、オススメ通りにブラックペッパーを振りかけます。
仕上げに卵黄を添えれば、あっという間に完成です!
モチモチの生地は、触れるだけでわかります。
今まで見たこともないルックスの冷凍ピザを今から初体験。
非常に楽しみです!
輪切りで食べれば全てが初体験のピッツァ!
「バトンピッツァ・ジャンカルロ」の食べ方は輪切りカットして、卵黄を塗って食べるのがオススメとされています。
バトン型の見たことも聞いたこともない新感覚ピッツァなので、一瞬食べ方に迷いますが、素直にお店のアドバイス通りにいただいてみましょう。
輪切りのピッツァ、どこか和風の美しさを感じるのは私だけでしょうか?笑
巻き寿司のようなルックスにも見えますよね。
まずは、卵黄を塗らずに、そのままいただいてみます!
肉・チーズ・白トリュフオイル・ポルチーニ茸の四重奏!
一口食べると、何から語ればいいのか…時間が止まります。
頭を整理して味覚から得た情報を整理していきますね。
まず、この「バトンピッツァ・ジャンカルロ」にはトマトソースが使われていません。よって酸味はなし。
その分、旨味と風味の詰まった食材が所狭しとロール状に凝縮されており、食材の旨味と風味だけをダイレクトに感じとることができます。
- ポルケッタハムの持つ重厚な肉の旨味
- モッツァレラチーズの食感とパルミジャーノレッジャーノの風味
- 白トリュフオイルの豊潤な香り
- ポルチーニ茸の旨味と香り
肉・チーズ・オイル・キノコの旨味と風味がたまらないほどに美味しいです。
ポルケッタハムとポルチーニ茸の旨味がチーズにたっぷり流れこんで、白トリュフオイルの香りがさらに豊潤な旨味へと昇華…。
肉・チーズ・白トリュフオイル・ポルチーニ茸のお見事な四重奏でございます…。
もう「美味い」としか言えない。ボキャブラリーがなくてごめんなさい。
ミルフィーユ状になった生地食感が新感覚
次に、バトンピッツァ・ジャンカルロの生地についてお話しします。みたこともないピッツァの生地ですから、大変気になるところだと思います。
表面はお店の窯で焼いたときの香ばしい風味が残っています。
そして生地を巻いているので、生地が何層にも重なってミルフィーユ状になっています。
ですから食べ心地は、まさに新食感。経験したことがありません。
生地はモチモチで弾力はかなり強め。ほどよく水分が保たれたモチモチ生地が好みの方はドンピシャな冷凍ピザだと思います。
また、ところどころサクサクする部分もあり、これが食感のアクセントになっています。おそらくこれは窯で焼いた際のピザ生地の裏面の部分ではないかと推測しています。
そしてモチモチ感強めの重なった生地は、食べ応えもバツグンでした。
卵黄を塗って旨味がさらに濃厚に
次に、卵黄を塗っていただいてみます!冷凍ピザに卵黄を塗るとは初体験だ…!
卵黄が、肉・チーズ・白トリュフオイル・ポルチーニ茸の旨味をさらに濃厚にしてくれます。
モチモチ生地にもトロリとした卵黄がよく合う。たまりません…。
この美味しさは、今までの冷凍ピザとは全く別次元でした。
バトンピッツァは卵黄ディップが最強!
さて、マニュアル通り輪切りカットし、上品に卵黄を塗るのも良いのですが…。
ここは大胆に、卵黄に直接ディップしたくなりますよね?笑
ディップしちゃおう!
まるかじろう!!
というわけで、私的にはこの食べ方が最強最高。性に合っているようです。
食べ方は自由です。最高のピッツァを好きなように楽しんで、思いのままに気分をアゲちゃいましょう!!笑
添加物は一切なし、無添加です!
バトンピッツァ・ジャンカルロは完全に無添加。健康志向の方はもちろん、お子様もお年寄りの方も安心して食べられますよ。
原材料を確認しましょう。
原材料
保存食品は保存料などの添加物が含まれているものですが、バトンピッツァは完全無添加でお店で焼いたピッツァそのものです。冷凍食品のため解凍しなければ2ヶ月もちますよ。
「バトンピッツァ・ジャンカルロ」まとめ
今まで、こんなにハートフルで目を引く、異次元の美味しさの冷凍ピザを食べたことがあっただろうか。
バトンピッツァ・ジャンカルロはバトン型の見た目もさることながら、ポルケッタハムや白トリュフオイルなどの旨味と風味を思う存分満喫できます。そして、ミルフィーユ状に重なった生地の食感が新感覚の冷凍ピザです。
自粛で多くのピッツァリアが苦戦を強いられる中、逆境をチャンスに変える一手として生まれたこのバトンピッツァ。
製法を公開し、全国のピッツァ職人へ「共に苦境を乗り越えよう」というエールがこもったバトンピッツァ。
本来であればお店の窯で焼きたてのナポリピッツァを食べたいところですが、今は全国配送対応の冷凍ピザを利用して、自宅でお店の味を楽しみたいですね。
今回ご紹介したバトンピッツァ、ぜひあなたも一度食べてみてください。
経験したことのない美味しさに驚かれること間違いなしですよ。
最後に一言
バトンピッツァ・ジャンカルロをカットしながら、ふと思ったこと。
近年大量に生産されて廃棄され社会問題となっている恵方巻を、全てこのバトンピッツァにすればいかがだろうか。形・大きさともに問題ないはずだ。
バトンピッツァ・ジャンカルロの丸かじりほど贅沢なものはない。
うますぎて、食品ロス削減に絶大な効果があるに違いない。
戯事はこの辺で!あくまで個人意見です。
それでは!
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ショップデータ : ジャンカルロ東京
今回のバトンピッツァを販売しているジャンカルロ東京とエビスエスクラッシコ (恵比寿 ES Classico)のショップデータです。
店舗名:リストランテ ピッツェリア ジャンカルロ東京
住所:〒106-0041 東京都港区麻布台3丁目4−14
連絡先:03-6441-0179
営業時間:ランチ11:30~14:00 (LO)・ディナー18:00~22:30 (LO)
定休日:月曜・火曜のランチ
公式ホームページ:https://giancarlo.jp/
ジャンカルロ東京の食べログ:https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13210568/
系列店:エビスエスクラッシコ (恵比寿 ES Classico)
系列店:エビスエスクラッシコ (恵比寿 ES Classico)
住所:東京都渋谷区恵比寿 1-24-11 GRASSE 1F・2F
連絡先:050-5869-4956
営業時間:ランチ11:30~14:00 (水〜金曜)・ディナー18:00~22:30 (火〜土曜)、17:00~21:30 (日曜)
定休日:月曜・火曜のランチ
エビスエスクラッシコの食べログ:https://tabelog.com/tokyo/A1303/A130302/13116788/
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